セラピーキャット・リアルストーリー 

No.12 ~カリフォルニアの動物愛護状況~

アメリカの中でもとくにカリフォルニアは動物愛護活動が積極的に行われています。
私事ですがこちらに移住することになったなりました。
現地からできるだけフレッシュな情報をお伝えできるよう、がんばります。

まず第一に、カリフォルニア州のペットショップでは、主に保護された動物のみ取り扱うことが義務付けられているようです。
全米で初めて、州全体で有効となるペット販売禁止の法律ということです。
パピー・ミルやキティ・ファクトリーと呼ばれるペットの命の尊厳を無視した”生産法” を問題視しているからです。
ペットショップ自体を無くしてしまう取り組みもなされているようです。

次に、カリフォルニアが全米初毛皮製品の製造・販売を禁止(2023年1月〜施行予定)します。
ただし、フェイクファーの多くが石油やプラスチックなどから作られているので、
環境に良くないのではといった指摘もあるので、難しい問題ですね…

最後に、保護された動物(ここではネコ)たちの扱われ方についてお伝えします。
アメリカで推奨されている方法は、
① Adopt!(譲渡)
②Foster!(一時預かり)
③Sponsor!(譲渡費用の肩代わり)
④Volunteer!(ボランティア)
⑤Donate!(寄付)
⑥Educat!(動物愛護の意識を高める)

①は、アダプションセンターと呼ばれる施設で、譲渡活動が行われているようです。
譲渡料は150$〜400$と、日本に比べて高くなります。その分、家族の一員として大切にしようという意識も高まりますね。

もしも、さらに詳しいことを知りたい愛ネコ家の方は、
カリフォルニア州サンディエゴで登録動物看護師として活動してみえた山本美代子さんをグーグルでチェックしてみてくださいね。
現在は東京にお住まいのようです。

では次回も現地からお伝えします!

参考ウェブ:
wanmusubi.up
todaysmeows.com
ideasforgood.up
YouTube; フォスターアカデミー・オンラインセミナー

当サイトは、(社)キャットセラピスト協会の公式サイトです。